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犬が教えてくれる非言語洞察力とは
先日、平松学園 大分介護福祉専門学校にて
させていただく機会を頂きました。
アニマルセラピーを通じて
介護福祉においても
「犬」という生き物が
人に与える影響というのはとても可能性に満ちている事を実感してきました。
今、DLDが考えて取り組んでいる
「将来、犬と人の新しい関わり方」
という事を
介護福祉士を目指している方々に
伝えてとほしい。
というお声を掛けて頂き、
こういう機会を頂くことができました。
この日は
実際にセラピー犬として
活躍している子達と共に学校を訪問。
半数の生徒さんが犬が苦手という中、
犬と人が今の関係に至るまで。
犬の遺伝子の話。
犬の行動学。
犬を飼ったり、触れ合う事で養われる
「非言語洞察力」。
について、講義をさせて頂きました。
それが、介護福祉の場でとても大切な
「コミュニケーション」と共通しています。
非言語洞察力というのは、
最近ではとても注目されており
研究も進んでいます。
非言語洞察力とは…
表情、しぐさ、行動、顔色、身振り手振り、視線などの視覚的要素やその場の空気から
相手の気持ちや心を読むことです。
なぜ、犬からそれが養われるのかというと。
見当がつく方もいらっしゃると思いますが、
犬は言葉が喋れません。
そのため、アイコンタクトや
仕草、声、雰囲気から
飼い主が何をしてほしいのか?
愛犬が何を訴えているのか?
どんな気持ちなのか?
犬も人も感じ取り、
コミュニケーションを取ります。
飼っていると当たり前かもしれませんが、
これってとても凄い事だと思うのです。
例えば、小さなお子さんがいる
ご家庭であれば
小さい頃から愛犬の事を見て
喉乾いてるのかな?お腹すいてるのかな?
お散歩行きたいのかな?
と自然とわかるようになります。
幼くとも、言葉が通じなくとも
愛犬が何を望んでいるのかがわかるようになるのです。
これは、介護福祉という世界でも
とても大切だといいます。
犬が苦手で触る事が出来なかった
生徒さん達も、
いつのまにかセラピー犬達と触れ合い
抱っこをしてくれていました。
講義をして改めて
犬と生活をする事が
こんなにも人間を育ててくれる
という事に感動してしまいました。
平松学園の先生方、生徒の皆様、関係者の方々に感謝です!